よく名前は聞くけど、よく分かってない。こういう場所を訪れることが今回の旅の目的のひとつ。シルバートンもそんな場所のひとつ。
行ってみて分かったのは、聞きしにまさる場所だということ。まさに「スキーバムの、スキーバムによる、スキーバムのためのスキーエリア」。
特に印象的だった「スキーバムによるスキーエリア」。自分のグループを担当したフルタイムのガイドジョン・ショックリーはまさしくプロフェッショナル・スキーバム。
風貌やライフスタイルではない。ボランティアでリフト支柱の穴掘り。無給のインターン一年目。時給8ドルのガイド二年目。あるいは「シルバートンで働く誰よりもスキーが好きだ」とカメラの前で臆面もなく言うところ。情熱があってこそ。
シルバートンは山も街も良い場所だけでない。スキーバムがいて、スキーバムが集まる場所だった。
深夜2時アスペンハイランド着。
本日の走行距離:320km